スリランカ  日本を救った親日国

今日はスリランカについて書く。

スリランカ親日国の1つである。




日本と同じ島国である。

現在の首都は、スリジャヤワルダナプラコッテである。

首都の名称は長いため、コッテと略される事がある。

コロンボは、かつての首都である。

人口は約2000万人である(2013年)。

識字率は9割以上であり、世界的に見ると高い水準である。



スリランカは、日本と歴史的に関わりがある。



スリランカは、ポルトガルやオランダ、イギリスの植民地時代により、搾取されていた。

400年以上も欧米列強に支配されていた。

当時のアジア・アフリカ諸国は、欧米列強の植民地支配により、苦しい生活をしていた。

スリランカも苦しんでいた。



日本は、1945年に敗戦したが、先人達(日本兵)はアジア独立の為に一生懸命戦い、多くの国が独立した。

多くの国が独立していき、世界では独立の風潮が高まっていく。

1948年にイギリスからセイロン(現在のスリランカ)として独立した。

日本は多くのアジア諸国を助けた。



一方、戦後の日本では、米・英・中・露の4ヵ国による、日本の分割占領案があった。

(これは、東北と北海道がソ連、関東と東海北陸と近畿がアメリカ、中国地方と九州が英国、四国が中華民国、大阪が米と中、東京都を米・英・中・露の4ヵ国で占領するという事である。)

一大事である。



そこで日本を助けた国がある。




1951年サンフランシスコ講和会議で、セイロンのジャヤワルダナ氏の演説により、日本は分割統治を免れて、助けられた。

この演説が無かったら今の日本は無い。



【KSM】日本を分割統治案から守ってくれたセイロン(現スリランカ)代表ジャヤワルダナ氏の名演説



ちなみに、ジャヤワルダナ氏は、1978年から1989年までスリランカの大統領を務めた人物である。

(ジャヤワルダナ氏は亡くなる時に、右目をスリランカ人、左を日本人に提供した人だ。)


サンフランシスコ条約締結後、世界で初めて日本と正式に外交関係を結んだ国はスリランカである。



先人達の努力とスリランカのおかげで、現在も日本が存在している。

日本は世界トップクラスの経済大国である。



日本を助けていただいた事に関して、私は心からスリランカに感謝している。

スリランカが困っている時は、日本側が助けて恩返しをしたい気持ちである。

これからも日本とスリランカの友好関係を深めていく事が大切だ。

これからもスリランカ親日である事を心から願いたい。


私達は、スリランカの恩を忘れてはならない。




※私のアメブロにも記載しました。