親日国 ベトナム

私は、以前に台湾の記事を書いた。

今日はベトナムについて書く。



ベトナム親日国の1つである。

ベトナムの正式名称は、ベトナム社会主義共和国である。

ベトナム社会主義共和国は、1976年に成立した。

東南アジアのインドシナ半島東部に位置する国である。

人口は約9000万人である(2013年)。

首都はハノイである。

識字率は9割以上であり、世界的にみると高い水準である。



フランスの植民地支配やベトナム戦争など多様な歴史がある。



紀元前の数世紀にベトナム北部では、ドンソン文化が栄えていた。



チャンバ王国(192年~1832年)という、ベトナム中部沿海地方に存在していた王国がある。

長い間支配していた。



ベトナム北部を支配していた王朝は、呉朝や丁朝、前黎朝、李朝など数多くある。



13世紀には、モンゴルとヴェトナムの間に元越戦争が起きたが、ヴェトナムの勝利で終結した。

14世紀から15世紀には、琉球王国とチャンバ王国と通好があった。



阮朝は、1802年~1945年のベトナムの王朝であるが、1887年~1945年3月10日はフランスの統治下である。

フランスは、19世紀にベトナムを侵略する。

1847年、フランスの軍艦がダナンを砲撃して、フランスの侵略が始まる。

1884年、フランスはベトナムを支配する。

(フランスの植民地支配に対して、多くの反仏独立運動が起きた。)

1940年6月、日本軍はフランス領インドシナに進駐する。

東京大空襲の翌日にあたる1945年3月11日、保大帝が日本の援助下でベトナム帝国の独立を宣言した。

日本は大東亜戦争で敗れ、北部ではベトナム独立同盟がベトナム民主共和国を樹立した。

ベトナムはフランスの復帰を警戒した。

フランスはベトナムの独立を認めた。

1945年9月2日、フランスが進駐し、ベトナムを植民地化しようとしたため、第一次インドシナ戦争が始まる。

ジュネーブ協定によって、フランスはインドシナから撤退した。



ベトナムは南北に分断され、北はベトナム民主共和国、南はベトナム共和国北ベトナム南ベトナムと呼ばれた。

ベトナム戦争に関しては、1960年に本格的な内戦が発生して、アメリカが本格的な介入をしたのは1965年である。

宣戦布告は行われていない。

1975年にベトナム共和国(南ベトナム)の首都であるサイゴンが陥落した事により、ベトナム戦争終結した。

ベトナム戦争は、北ベトナムが勝利した。

1976年7月に南北の統一を決定した。



1979年は、中国がベトナムに陸軍60万人の大軍を送り、中越戦争(第三次インドシナ戦争)が起きた。

中国は大軍を送ったが、中国軍は撤退した為、事実上ベトナム側の勝利である。



領土問題では、パラセル諸島スプラトリー諸島を中国が侵略した。

1984年は、中越国境紛争が起きた。

1988年のスプラトリー諸島(南沙諸島)海戦では、ベトナム水兵に対して中国艦船が砲撃して、中国が領有する事になった。



現在は、パラセル諸島スプラトリー諸島で領有権を争っており、中国が大きな脅威である。

日本と東南アジア諸国の連携を深めていく事が大切だ。




ベトナムの国際関係について書く。

韓国はベトナムに謝罪する必要がある。

ライダイハンが有名であり、多くのベトナム人が被害を受けた。

ベトナムは、最大で3万人のライダイハンがいると推計されている。

「ライ」は、ベトナム語で「混血」を意味する。

妊娠させられたベトナム人女性も多くいる。



      【拡散希望ベトナム戦争での韓国軍の蛮行



他にも、ゴダイの虐殺では380人が韓国軍に虐殺され、タイヴィン虐殺では市民1200人が韓国軍に虐殺された。

韓国の大統領は、真摯な公式の謝罪をするべきである。

とても悲しい。



ベトナムは、ベトナム戦争終結から20年後の1995年にアメリカと国交正常化を果たした。

2014年5月、中国が南シナ海の島の周辺地域に掘削装置を設置したことで、緊張感が高まり、軍事面での関係も強化している。



1993年にベトナムとフランスは和解した。



日本とベトナムの関係は、良好である。

フランスの植民地支配を受けていたベトナムを解放した国は、日本である。

1945年3月11日、保大帝が日本の援助下でベトナム帝国の独立を宣言した。

(1943年5月の御前会議で、イギリスの植民地であるビルマアメリカの植民地であるフィリピンの独立を日本は認めている。)

戦後、フランスが再び進駐するが、日本兵ベトナム人と共に戦った。

1986年には、8人の日本兵ベトナム政府から表彰を受けた。

ベトナムは日本に好意的である。

先人達に感謝したい。



先人達のおかげで、日本とベトナムの関係は良好だ。

これからも日本とベトナムの友好関係を深めていきたい。



※私のアメブロにも記載した。