「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に
コロナ対応、イギリスはなぜ失敗したのか??|竹田恒泰チャンネル2
武漢コロナの死者は31万人を超えている。
初期の頃は死者が多くなかったイギリスだが、イギリスの死者は3万を超え、イタリアとスペインを追い抜き、現時点で世界で2番目に多い数だ。
イギリスは初期対応で集団免疫をやっていた。
人口1000人あたりのイギリスの医師の数は2.8人と少ない(ドイツ4.3人、イタリア4.0人、スペインは3.9人、フランス3.2人)。
これで集団免疫をやろうとしていた事がおかしい。
医療が維持できるわけがない。
本来、集団免疫の目的は、比較的に軽傷ですむ小さい頃に感染して治ることで、大人になってから感染しないという免疫を得るためにやる方法だ。
分かりやすい病気に例えると、麻疹と水疱瘡とおたふくかぜだ。
子供でも重症化することはあるが、大人が感染した場合と子供が感染した場合と高齢者が感染した場合で、全然違ってくる。
スウェーデンも集団免疫をやっている。
実に危険なやり方だ。
医療崩壊を防がなければならない。