リアリズム(現実主義)とリベラリズム(自由主義•理想主義) リベラリズムの矛盾


人間は完璧な生き物ではない。

人間は天使でもない、悪魔でもない。

私も完璧な人間ではない。

現時点で、世界から事件や戦争が無くなっていない。

これからも変わらないだろう。




世界はパワーで動いている。

世界は弱肉強食である。

人権は大切だと思うが、世界は人権で動いているわけではない。

私自身、差別は好きではないが、この世界で差別はある。

「差別だ」「差別だ」と言いながら、左翼みたいに差別を利用している人間も、世界には存在する。




世界の多くの国が、自国の問題を解決できていないのに、世界の問題を解決できるわけがない。

国際社会を客観視すると、リアリズムになるのは普通の事である。

リアリズムは綺麗事を言わない。

リアリズムは、【自分を含めて】人間という生き物が不完全な生き物である事を認めている。




リベラリズムは、国家や集団や権威に対して、自由に判断することが可能で、自己決定権を持つ思想•体制のことである。

(ただ、自由は責任を伴う。責任を伴わない自由は我が儘である。)

リベラリズムは「私を自由にさせてほしい」からスタートするが、それが確保されると、「他人の自由」「他の価値」になる。

リベラリズムは、自分が完璧でピュアだと思っている。

リベラリズムは、リベラルはピュアだが、リベラルを否定する人は汚れていると考えている。

だが、リベラルもピュアではない。

これが実態だ。

まるで偽善者である。

リベラリズムの考え方は矛盾している。リベラルの人達は、自覚すらしていないだろう。)




日本の自称リベラル(左派)は、安倍政権を批判するためなら何をしても良いと思っているみたいだが、一般人からしてみると、左派が異常な人達に見える。

日本のリベラルも多様性を主張しているが、保守派を過剰に攻撃している時点で矛盾が発生している。

日本のリベラルは、自分達が何をしているのか、客観的に見ることができない。




そもそもリベラリズムが欠陥思想である。

この世界にはリベラルを否定する人もいる。

リベラリズムがリベラルを否定する人を受け入れないと、排他主義になる。

リベラリズムがリベラルを否定する人を受け入れると、リベラルを否定することになる。

リベラルは限界がある。




リベラルの人達は、【自分を含めて】人間は不完全な生き物である現実を直視する必要がある。