ラグビー日本代表は、3勝1敗という成績だった。
勝ち点も12を獲得したが、順位は3位であり、惜しくもグループリーグ敗退という結果になってしまった。
1位 南アフリカ(勝ち点16)
2位 スコットランド(勝ち点14)
3位 日本(勝ち点12)
4位 サモア(勝ち点6)
5位 アメリカ(勝ち点0)
敗退したが、日本代表の戦いぶりは見事だった。
素晴らしい試合だった。
今大会の日本代表は、ワールドカップ2度の優勝経験がある南アフリカに大逆転で勝利して、サモアにも快勝した。
2戦目のスコットランド戦で敗れたが、最終戦のアメリカ戦で勝利を収め、有終の美を飾った。
初戦の南アフリカ戦は印象に残っている。
初戦の南アフリカ戦では、29―32とリードされた場面で、PG(3点)で引き分けを狙わずに、スクラムを選択して、大逆転トライ(5点)により34―32で勝利した。
あの場面でスクラムを選択する勇気は凄い。
選手たちは本当にカッコよかった。
ワールドカップ2度の優勝経験がある南アフリカに勝利したことは偉大だ
2戦目のスコットランド戦は、苦しい戦いだった。
前半は互角だったが、後半は完全にスコットランドに流れがきていた。
試合は10―45で敗れてしまったが、前半終了間際の五郎丸選手のタックルやマフィ選手の気迫溢れるプレーは見事だった。
3戦目のサモア戦は、日本の力が発揮された試合であった。
サモアのミスもあり、序盤で流れをつかみ、前半で20―0とリードした事は大きい。
日本はサモアに26―5で快勝した。
最終戦のアメリカ戦でも勝利を収め、有終の美を飾ることができた。
序盤は日本7―8アメリカと接戦だったが、前半27分にゴール前で押し込んでいき、逆転トライで流れをよんだ。
試合は28―18で勝利を収めた。
今大会で最も活躍した五郎丸選手は、代表通算700得点に到達した初めての日本代表選手だ。素晴らしい。
国歌斉唱で、日本の国歌を一生懸命歌っている姿は、立派だった。
日本の誇りだ。
○日本代表の成績(ラグビーワールドカップ2015)
日本34―32南アフリカ共和国
日本10―45スコットランド
日本26―5サモア
日本28―18アメリカ合衆国
(3勝1敗 勝ち点12)
3勝して敗退することは史上初の出来事だ。
今大会は日本代表も世界で通用することが証明された大会だ。
4年後(2019年)に日本で開催されるラグビーワールドカップが楽しみだ。
これからも注目していきたい。
○ラグビーワールドカップ歴代優勝国(2015年11月3日現在)