第100回全国高等学校野球選手権記念大会決勝  大阪桐蔭(北大阪)VS金足農業(秋田)  大阪桐蔭が史上初の2度目の春夏連覇  とても盛り上がった今大会

第100回全国高等学校野球選手権記念大会の決勝戦が行われた。

金足農業(秋田)と大阪桐蔭(北大阪)が決勝戦に進出した。

金足農業の注目の選手は吉田投手、秋田県大会の初戦から全国大会の準決勝まで、1人で投げ抜いてきた。

秋田県大会から投げてきた球数は1000球を超える。



大阪桐蔭の注目選手は、柿木投手や根尾選手、4番打者の藤原選手など、今年の大阪桐蔭も人材が豊富だ。

見所満載だった。





大阪桐蔭が史上初の2度目の春夏連覇―産経ニュース)
<https://www.sankei.com/smp/west/news/180821/wst1808210077-s1.html>




13―2で大阪桐蔭が優勝(2度目の春夏連覇)した。

これで、大阪勢は春11回•夏13回の全国制覇である(全国最多)。

本当に大阪は高校野球が強い。

今年の大阪桐蔭は走攻守が鍛えられており、黄金世代だ。

日々の努力の成果が出たと言える。




個人的に応援していた大阪桐蔭金足農業が勝ち上がり、100回記念大会の決勝で両チームが試合した事に満足している。

2011年の能代商のベスト16、2015年の秋田商のベスト8、2018年の金足農の準優勝、特待生ゼロで全員秋田県出身、ここまで勝ち抜くのは見事だ。

秋田県といえば、高校バスケットボールと高校ラグビーが強い。

秋田県の高校男子バスケットボールは、能代工業がインターハイで22回、国体で16回、ウィンターカップで20回優勝しており、全国タイトルは全国の高校で最多の58回である(2016年4月1日時点)。

能代工、秋田県王者48年ぶり逃す  全国大会優勝58回のバスケ男子名門―産経ニュース)※2年前の記事



秋田県高校ラグビーは、秋田工業が全国ラグビーフットボール大会で15回、国体で9回優勝しており、全国タイトルは全国の高校で最多の24回である(2016年4月1日時点)。

ラグビー強豪校の紹介(秋田工業高校啓光学園高等学校)―オリンピックスポーツ)


高校サッカーでは、選手権大会で秋田商が2回優勝している。

能代工も秋田工も秋田商も、公立校で特待生ゼロで、全国制覇している。


特待生ゼロといえば、高校野球徳島県代表のチームは、春夏1度も私立が出場すること無く、特待生ゼロのチームが甲子園に出場しており、春5回•夏1回優勝している(2018年8月21日時点)。


高校野球でも、秋田県の特待生ゼロのチームが全国制覇をする時が来ることを願いたい。




金足農業の3回戦の横浜戦と準々決勝の近江戦(サヨナラ2ランスクイズ)の逆転勝ち、粘り強いチームだ。

3回戦の横浜戦で、4―2とリードされた時は敗退すると思っていたが、3ランホームランで逆転勝ちし、ここまで勝ち上がってくるとは想像していなかった。


高校野球は、私が野球を始めた2000年頃(小1の頃)から18年間見て、今大会が1番面白かった。



来年以降も大阪桐蔭秋田県勢に頑張っていただきたい。

大阪桐蔭におめでとうと言いたい。





大阪桐蔭(北大阪)の勝ち上がり

•北大阪大会

2回戦  9―0四條畷

3回戦  18―0常翔啓光学園

4回戦  12―2常翔学園

準々決勝  2―1金光大阪

準決勝  6―4履正社

決勝  23―2大阪学院大高



•全国大会

1回戦  3―1作新学院(栃木)

2回戦  10―4沖学園(南福岡)

3回戦  3―1高岡商(富山)

準々決勝  11―2浦和学院(南埼玉)

準決勝  5―2済美(愛媛)

決勝  13―2金足農業(秋田)




金足農業(秋田)の勝ち上がり

•秋田大会

2回戦  2―0秋田北鷹

3回戦  4―3能代

準々決勝  7―0秋田商

準決勝  7―4由利

決勝  2―0明桜



•全国大会

1回戦  5―1鹿児島実(鹿児島)

2回戦  6―3大垣日大(岐阜)

3回戦  5―4横浜(南神奈川)

準々決勝  3×―2近江(滋賀)

準決勝  2―1日大三西東京

決勝  2―13大阪桐蔭(北大阪)




100回記念に相応しい素晴らしい大会だった。