第99回全国高等学校野球選手権大会  花咲徳栄高校(埼玉)が初優勝


今日は、第98回全国高等学校野球選手権大会勝戦が行われた。



花咲徳栄(埼玉)と広陵(広島)が対戦した。

花咲徳栄は長打力を強化した成果が出た夏になった。

勝戦花咲徳栄の打線が力を発揮した。

1回表に花咲徳栄の西川のポテンヒット(セカンドの後方)で2点を先制(花咲徳栄2-0広陵)。

2回裏に広陵の村元の2塁打で1点を返す(花咲徳栄2ー1広陵)。

3回表に花咲徳栄は須永のセンター前ヒットで2点を追加する(花咲徳栄4-1広陵)。

3回裏に広陵の大橋の2塁打で1点を返す(花咲徳栄4-2広陵)。

花咲徳栄は5回表に6点を取り、試合の流れを掴んだ(花咲徳栄10-2広陵)。

5回表の守備で、広陵は2つのエラーが出てしまい(ライトとサード)、エラーで2点を失う。

5回裏に広陵が吉岡の2塁打で1点を返す(花咲徳栄10-3広陵)。

6回表に花咲徳栄が4点を追加する(花咲徳栄14-3広陵)。

6回表の守備で、広陵はセカンドが捕球をミスしてしまい、2点を失う。

6回裏に広陵が山本のレフト前ヒットで1点を返す(花咲徳栄14ー4広陵)。

試合の終盤は両チーム無得点、9回裏に広陵が2アウト満塁の場面を作るが無得点で試合終了(花咲徳栄14-4広陵)。



14-4で花咲徳栄が初優勝を果たした。

埼玉県勢としても夏は初優勝である(春の埼玉勢は2回優勝している)。




広陵高校の中村選手は、今大会(全国大会)で6本のホームランを打ち、大会新記録を樹立した。

この本塁打の記録は32年ぶりに更新された。

勝戦の中村選手は5打数3安打、最後の打席は2塁打、好成績を残した。

これからも活躍していただきたい。





花咲徳栄の勝ち上がり

・埼玉大会

2回戦  11-1越谷総合

3回戦  20-1大宮南

4回戦  8-2武蔵越生

5回戦  5-1浦和実

準々決勝  9-1ふじみ野

準決勝  11-1山村学園

決勝  5-2浦和学院



・全国大会

1回戦  9-0開星(島根)

2回戦  9ー3日本航空石川(石川)

3回戦  10-4前橋育英(群馬)

準々決勝  10-1盛岡大付(岩手)

準決勝  9-6東海大菅生(西東京)
   (延長11回)

決勝  14-4広陵(広島)



広陵の勝ち上がり

・広島大会

2回戦  9-3崇徳

3回戦  10-0祇園

4回戦  11-0美鈴ヶ丘

準々決勝  10-0尾道

準決勝  1-0広島商

決勝  9-5広島新庄



・全国大会

1回戦  10-6中京大中京(愛知)

2回戦  6-1秀岳館(熊本)

3回戦  6-4聖光学院(福島)

準々決勝  10-4仙台育英(宮城)

準決勝  12ー9天理(奈良)

決勝  4-14花咲徳栄(埼玉)





個人的に大阪桐蔭に注目していた。

大阪桐蔭は春夏合わせて6回(春2回・夏4回)全国制覇している強豪だ(73回夏・90回夏・84回春・94回夏・96回夏・89回春に優勝、2012年に春夏連覇)。

個人的に2008年夏の大阪桐蔭が一番好きである。

2008年夏の大阪桐蔭は、現在の西武ライオンズの浅村選手がいた年であり、決勝で静岡の常葉菊川に17-0で圧倒し、優勝している。

大阪桐蔭はレギュラーをつかみ取った選手だけではなく、ベンチの選手もレベルが高い。

来年も甲子園に出場する事を願う。

もう一度、大阪桐蔭春夏連覇を見たい気持ちだ。